2017年9月18日MステスーパーLiveのNEWSを観て

NEWS。単刀直入に凄く良かった。

私の思う。。主観ですけど。何処かと言うと。

 

4人の個性がぶつからずくっきり表現されていた所。

NEWSのstyleを出しつつ、Liveの主旨に添った形で参加していた所。

歌のベースラインの音質が安定してた所。

 

今回のMステLiveにはテーマがあって。お題はフェロモン対決。

フェロモンって聞いて、セクシーやエロじゃないんだって思った。”きゃ〜♡私の王子様。キュン死”って事かなと。

NEWSは発表する機会が少なくて、TVのチャンスに新しい楽曲で行って欲しいって思う所もあったけど。。

チャンカパーナ

お題に見合う曲は、確かにこれ以上はないなって、納得した。

とは言え今回もハードルは高くて、延べで考えても何万回と歌って歌われて挿入されて来たNEWSと言えばの代表曲を、今回のコンセプトを演出に入れての出演。耳の肥えてるファンに、また?って思わせず、一般の方々には、やっぱりいい曲だね〜NEWSはチャンカパーナ♪だよね〜ってならないといけなかった。

 

昨年ハロウィンLiveのByakuya♪のようにテーマがあるものは、さすがカラーは白って言うだけあって、コンセプトに合わせた演出は4人とも凄く良くて。今回は個性が生きていて、テーマ性は前回を上回るものだったなって思った。

 

 

NEWSの音楽style。公開Live形式のTV番組でやるとなると、ツアーと違って一曲のみの参加やショートVer.メドレーとなって、難しいなって度々思ってた。

NEWSの楽曲の要は手越君で。

NEWSはその場の空気を大切にしようとして、ギリギリの条件で勝負に出る時があります。手越君は基本ストイックで、良いものを作ろうと自分を追い込む傾向が普段からあって。だからこそ苦境の時期を乗り切って今NEWSが在る訳で、恩恵こそあって悪いことではないのだけれど、時に裏目に出る事もあるなって。

出来る事はやって置いた方がいいって思った。

特に、TV番組やフェスの様に他のアーティストが同列にいて、観客がファン以外が大多数って状況で、その上歌える曲数がたった1曲って形、もっと増えてくると思うのです。

UR not alone♪は、発表から日も浅く、24hTVでは一般の方々がいる場面でリハなしだった。楽曲は良い曲だけど、まだ知られていないので、知ってもらう事も大切で、丁寧さを組み込む事も必要かなって思った。Weeeek♪やチャンカパーナ♪に比べ歌い込みの弱い楽曲だった事もあってか、全体の音バランスの悪さやシゲのキーが上がりきらなかった点、会場の広さやメンバーの声量の調整を、歌唱中にバランス修正していくのは手越君でもかなり大変な事だと感じた。

そういう意味で、可能な限りカメラワークや照明、音出し声出し、会場の規格に音が触れておいた方がいいんじゃないかなって、NEWSの生歌を愛すればこそ思った。周囲からでも出来る事なのではと。

 24hTVのUR not aloneが悪いなんて全然思ってはいません。そこまでして何をしたかったかは、ずっとNEWSを追ってきているファンはきっと分かっていたと思っていますし。気持ちで歌うを貫いていたから。そして誰のために歌うのか。だから、リハなしだったんじゃないかって。

実際ほんとの所は分からないから。番組の枠の都合上組めなかったのかもしれないですし。でも心に届く歌は最高にパンチがあって、ここにNEWSのsoundの原点があると思っています。

 

手越君の声が映えるには、3人の声の安定感が必要だと思っています。かつては、歌割り、抜かれるに合わせてだけ歌っていた頃があって。本能的にNEWSの楽曲に個性を持たせる為に手越君1人が楽曲に色付けしてた。”後は歌の得意な手越がやるから大丈夫”の構図。

LiveツアーNeverlandを経て、NEWSは音の底上げが凄く良くなっている。自信なさ気や1人自己満足による音が消える不安定感がなくなって、逆にユニゾンやハモリを上手く使って、メンバー全員が誰の声をセンターに持ってくるか意識して歌ってる。ほんと凄いなって。メンバー全員が参加して楽曲に個性を色付けしてるから、NEWSの楽曲には深みがあって、色んな意味で振り幅や伸び代があって、まだまだ楽しみなのです。

 Mステ チャンカパーナ

歌の安定感はとても良かった。歌割りも台詞も遊びも、サビで手越君が歌い方で色付けしている事も、最後のチャンカパーナーーー〜〜〜のロングトーンからのビブラートの深さも、全編通して曲にメリハリがあって、面白かった。引き立てるを歌でもやってるコヤマス。明暗をつけるシゲ。だから、手越君の歌が映える。手越君の一歩も譲らない、これがNEWSだ!って気持ちが込められて、響き渡る。ほんと素敵だった。かっこよくて好きで仕方ないよ。ダーリン。なのです。

 実際、手越君は音が優位で、一曲通しての響きや音色、ブースト、テンポ、タイミングでは、一般的には何が凄いか伝わりにくいし、説明もしにくい。その時のショットや、歌詞、表情、パフォーマンスだったりって所をみんなが観る。ダンス経験者の方は、16で刻んだ楽曲の振りがどれほど大変か伝え、歌を歌っている方はあの声出しにどれほどの努力や器質がいると伝え、経験者の言葉を通して、やっと、手越君凄いんだってなる。

普段知られてる手越君のイメージはイッテQの人。チャラそうで早口で顔立ちが綺麗な結構アグレッシブな人。友達にどこが好き?と聞かれ私はいつも説明に困る人。”手越君、可愛いよね”言われ、そういう事じゃないって内心思ってたり。たまにみんなはどう答えてるんだろうと思ったりもする。

時間を追って見ていると、話していた言葉とやってる事がリンクしてる事を知り、事実が裏付けられて行く。以前blogで、手越君に触れるには同時に同じ事をすればいいって言った事があった。見えているものは大きなモチベーションの一部だと言った事もあった。動きの中に手越君がいて、厳しさと、とても優しい人って感じる。

”側に寄り添って居たいと感じる優しい人だから”では、ダメですか?

ってなってしまうので、とりま。歌っている彼が好き。心にまで届く歌唄い。Rockartistだから好き。ってなる。

歌。

歌が好き。

 

少し脱線してしまいました。。

 

NEWSのsound。手越君が楽曲のハードな部分なら、他のメンバーはソフトになると思います。

手越君はハードと言っても裏方って訳でなく、華やかさもあり、自分に視線が集まる歌割りやカメラは、きっちり推してくる。

なので、それを上回る個性を叩き出さないと霞んでしまうし、バランスも悪い。手越君がフェイクや抑揚などの裏方に徹する時は、抜けてもペースを崩さず曲を維持しなければ楽曲にならない。

 

曲のベースに長けてるのは、シゲ。持ち前の低音。手越君がクリアな高音で、シゲが擦れの入る低音と対照的で相性が良くて。歌と仕事上の自信と個性、NEWSの立ち位置はリンクするって実感する。NEWSの舵取りをやってるって言葉は、そっくり楽曲中の立ち位置となって出てくる。楽曲を任せられるのはシゲって事に。また、あやめにあるような表現や独創性、明暗のコントラストの使い方が上手くて、顔立ちも鬼イケメンで、歌割りのキレもいい。緊張するとリズムが棒になったり、茶化すと照れる笑顔が可愛い。

 

緊張しいをカバーできるのは、増田さんで。MCで滑りに行こうと、移動のあるWeeeek♪だろうと、どんな状況でも歌い出しはリズムもペースもキープ。頭を任せられるのは増田さん

声質も優しい丸みのあるクリーントーンで、手越君とのデュオではクリア同士ぶつからず音域もバランスが良く安定感がある。

以前は上手く見せよう、素敵なアイドルでいないとって、気持ちが前面で、曲全体からみた歌のバランスや自分のイメージにない楽曲では溶け込めないなんて事も。環境に沿わなくなった殻を脱いで、LiveNeverlandを経て、自由に表現し出した増田さんがいて。かっこいい。やっぱり心のままがいい。

実は人物像の読みを外していて。

隠れている中身はもっと男性的だと思っていたんです。ところが最近の様子を見ていると、色艶めいていて、どうやら中性に近い女性の雰囲気があるようで、断捨離して整理整頓したり、メンバーに服を選んでみたり、お母さんか彼女かってぐらいの世話の焼きようで。女子力負けちゃうな〜と思う今日この頃。

表現の増田さん。雑誌でもファッションの相乗効果でダントツのイケメンで、楽曲中でも自身をあでやかに魅せてくるのかなと思ってた。ところが、先日のMステは、ステージを彩るように踊り、大サビでセンターを引き立てて、自身は影になっていた。曲全体をみたメリハリの装飾。とにかく凄い!の一言。元々謙虚な方で、出ず入らずの華やかさの力加減がとても美しく素敵だった。

どんどんバリエーションが増えて、しなやかな流線をいかした表現に拍車がかかるのを楽しみにしています。スタンドマイクプレイは手越君とは違うエロチズムになりそうで楽しみです。

あ、ところで、増田さんが黒髪になったのは、息をのむような黒髪〜♪で抜かれるからですか?だったら嬉しいなって思ったから。テゴマスのうま、ネバーバンド。。増田さんって感じで。Mステでは黒髪が楽曲の彩りでも凄く良かったし、どこに1番意識して自身のイメージを変えて来られたのか知りたい。いずれ話して頂けるのを楽しみにしています。答え合わせしてみたいです。

 

代わって男性的と言えば、小山さん。ペースを合わせてくれて話しやすく人当たりは優しい。相手の気持ちになって泣いたり怒ったり、情動的で、男性同士の共感信頼関係はメンバーでも外でも強い。プライドは高く、自身の条件を厳しく追い込み、やり抜く強さがあり、NEWSのディフェンダー的存在で。裏返しにハードボイルドな面や人間観察が厳しい所もあるって思った。

EMMA♪ではエロさ炸裂で、前に出ない個性が全体的に品良くまとまっていてとても良かった。MVの壁を伝う指は強烈すぎて死ぬかと思った。

出過ぎないと言う点では、NEWSであっても、今回の亀梨くん桜井くんとの表紙でも、バランス良く、アイドルとしての写り込みはほんと素敵で。ジャニーさんの配置がはじめKAT-TUNを指名していた経緯も、納得で。ジャニーさんってほんと凄い人。

対人面での心くばりとトークのできる小山さん。最近はNEWSの曲の前後に台詞を入れてきたり、面白い。Mステでは、対決相手の後輩を立てて、フェイスタトゥにSexyZoneを入れるなど細やかな心遣いが生きている。

1番大切な物が3人のメンバーと位置づける小山さんの配慮と4人で行く覚悟に、私は信頼を寄せている。

小山さんの声質は増田さんに似ている所があって、一部の音域は聞き違える事がある。独特の甘い🍬音が残る声質でスノードロップ♪は小山さんの声質と合っていて凄く好き。CDのにゃん太も大サビで気持ちが伝わってきて素敵だった。音を外す怖さが前面に出てしまうと、逆に崩れてしまう不安定さは今も拭えない。曲に身を任せて気持ち良く歌って欲しいです。その方が小山さんらしさがもっと出てくるんじゃないかなって。私は歌い方とかよく分からないし上手い訳でもないから、Liveに行っても一緒に歌うぐらいしか出来ないのですが。小山さんが一生懸命挑戦している姿が好きで。仕事も自分を抑えて徹底していて、メンバーにはキャスター業の件はほとんど持ち込まず、結婚されても家庭に持ち込まなそうで、ほんと男性的ですよね。

 

 

NEWSを取り巻く環境は暫く不安定と思われます。ジャニーさん不在による世代交代で、事務所自体、今までのやり方ではタレントを起用出来なくなっていて、代わる方法でやって行く背景があって。ジャニーさんとの一対一の信頼関係が契約であったタレントに、一般の企業の様に誓約書なんて書かせるようになったらどうだろう。今また分断と噂される事務所の動きも。売込みにスキルのあるiマネをはじめとする経験者達も、ジャニーさんの将来性の先見や看板があったからこそで、それに代わるものはあるのだろうか。どちらであっても荊には変わらない。

NEWSはまとまっていて欲しい。元々グループでの起用が少ない背景から、ソロの活動域が出来上がっていて。ここ一年でようやくお互いの信頼関係も確立して、残されたものの劣等感からの脱却、自力で今の地位を手に入れてガチンコグループに成長していて。根がみんな真面目なので、お気楽な曲やイメージが映えないので、一般受けしにくいけど、音楽は難度の高いもので、楽曲には魂があって、誠実さとイケメンに自信を持って、自分達らしい仕事を見つけては、やり切って、これからも自分達で自分達を売っていく。それしかないと思います。後輩達の為にも、今までのやり方は通用しない事、後に続く道になるように、頑張って欲しいです。

 

なんて堅い話で。あくまでも、私の見解ですが。NEWS。頑張れ。なのです。

 

増田さん。。間に合ってほんとに良かったです。(何処かに書いたかな)

 

手越君へ。色々感謝している事が沢山あって、変わり者の戯言ですが、ほんとにありがとう。手越君も頑張って下さいね。大好きだよ。