2017年9月18日MステスーパーLiveのNEWSを観て
NEWS。単刀直入に凄く良かった。
私の思う。。主観ですけど。何処かと言うと。
4人の個性がぶつからずくっきり表現されていた所。
NEWSのstyleを出しつつ、Liveの主旨に添った形で参加していた所。
歌のベースラインの音質が安定してた所。
今回のMステLiveにはテーマがあって。お題はフェロモン対決。
フェロモンって聞いて、セクシーやエロじゃないんだって思った。”きゃ〜♡私の王子様。キュン死”って事かなと。
NEWSは発表する機会が少なくて、TVのチャンスに新しい楽曲で行って欲しいって思う所もあったけど。。
お題に見合う曲は、確かにこれ以上はないなって、納得した。
とは言え今回もハードルは高くて、延べで考えても何万回と歌って歌われて挿入されて来たNEWSと言えばの代表曲を、今回のコンセプトを演出に入れての出演。耳の肥えてるファンに、また?って思わせず、一般の方々には、やっぱりいい曲だね〜NEWSはチャンカパーナ♪だよね〜ってならないといけなかった。
昨年ハロウィンLiveのByakuya♪のようにテーマがあるものは、さすがカラーは白って言うだけあって、コンセプトに合わせた演出は4人とも凄く良くて。今回は個性が生きていて、テーマ性は前回を上回るものだったなって思った。
NEWSの音楽style。公開Live形式のTV番組でやるとなると、ツアーと違って一曲のみの参加やショートVer.メドレーとなって、難しいなって度々思ってた。
NEWSの楽曲の要は手越君で。
NEWSはその場の空気を大切にしようとして、ギリギリの条件で勝負に出る時があります。手越君は基本ストイックで、良いものを作ろうと自分を追い込む傾向が普段からあって。だからこそ苦境の時期を乗り切って今NEWSが在る訳で、恩恵こそあって悪いことではないのだけれど、時に裏目に出る事もあるなって。
出来る事はやって置いた方がいいって思った。
特に、TV番組やフェスの様に他のアーティストが同列にいて、観客がファン以外が大多数って状況で、その上歌える曲数がたった1曲って形、もっと増えてくると思うのです。
UR not alone♪は、発表から日も浅く、24hTVでは一般の方々がいる場面でリハなしだった。楽曲は良い曲だけど、まだ知られていないので、知ってもらう事も大切で、丁寧さを組み込む事も必要かなって思った。Weeeek♪やチャンカパーナ♪に比べ歌い込みの弱い楽曲だった事もあってか、全体の音バランスの悪さやシゲのキーが上がりきらなかった点、会場の広さやメンバーの声量の調整を、歌唱中にバランス修正していくのは手越君でもかなり大変な事だと感じた。
そういう意味で、可能な限りカメラワークや照明、音出し声出し、会場の規格に音が触れておいた方がいいんじゃないかなって、NEWSの生歌を愛すればこそ思った。周囲からでも出来る事なのではと。
24hTVのUR not aloneが悪いなんて全然思ってはいません。そこまでして何をしたかったかは、ずっとNEWSを追ってきているファンはきっと分かっていたと思っていますし。気持ちで歌うを貫いていたから。そして誰のために歌うのか。だから、リハなしだったんじゃないかって。
実際ほんとの所は分からないから。番組の枠の都合上組めなかったのかもしれないですし。でも心に届く歌は最高にパンチがあって、ここにNEWSのsoundの原点があると思っています。
手越君の声が映えるには、3人の声の安定感が必要だと思っています。かつては、歌割り、抜かれるに合わせてだけ歌っていた頃があって。本能的にNEWSの楽曲に個性を持たせる為に手越君1人が楽曲に色付けしてた。”後は歌の得意な手越がやるから大丈夫”の構図。
LiveツアーNeverlandを経て、NEWSは音の底上げが凄く良くなっている。自信なさ気や1人自己満足による音が消える不安定感がなくなって、逆にユニゾンやハモリを上手く使って、メンバー全員が誰の声をセンターに持ってくるか意識して歌ってる。ほんと凄いなって。メンバー全員が参加して楽曲に個性を色付けしてるから、NEWSの楽曲には深みがあって、色んな意味で振り幅や伸び代があって、まだまだ楽しみなのです。
Mステ チャンカパーナ♪
歌の安定感はとても良かった。歌割りも台詞も遊びも、サビで手越君が歌い方で色付けしている事も、最後のチャンカパーナーーー〜〜〜のロングトーンからのビブラートの深さも、全編通して曲にメリハリがあって、面白かった。引き立てるを歌でもやってるコヤマス。明暗をつけるシゲ。だから、手越君の歌が映える。手越君の一歩も譲らない、これがNEWSだ!って気持ちが込められて、響き渡る。ほんと素敵だった。かっこよくて好きで仕方ないよ。ダーリン。なのです。
実際、手越君は音が優位で、一曲通しての響きや音色、ブースト、テンポ、タイミングでは、一般的には何が凄いか伝わりにくいし、説明もしにくい。その時のショットや、歌詞、表情、パフォーマンスだったりって所をみんなが観る。ダンス経験者の方は、16で刻んだ楽曲の振りがどれほど大変か伝え、歌を歌っている方はあの声出しにどれほどの努力や器質がいると伝え、経験者の言葉を通して、やっと、手越君凄いんだってなる。
普段知られてる手越君のイメージはイッテQの人。チャラそうで早口で顔立ちが綺麗な結構アグレッシブな人。友達にどこが好き?と聞かれ私はいつも説明に困る人。”手越君、可愛いよね”言われ、そういう事じゃないって内心思ってたり。たまにみんなはどう答えてるんだろうと思ったりもする。
時間を追って見ていると、話していた言葉とやってる事がリンクしてる事を知り、事実が裏付けられて行く。以前blogで、手越君に触れるには同時に同じ事をすればいいって言った事があった。見えているものは大きなモチベーションの一部だと言った事もあった。動きの中に手越君がいて、厳しさと、とても優しい人って感じる。
”側に寄り添って居たいと感じる優しい人だから”では、ダメですか?
ってなってしまうので、とりま。歌っている彼が好き。心にまで届く歌唄い。Rockartistだから好き。ってなる。
歌。
歌が好き。
少し脱線してしまいました。。
NEWSのsound。手越君が楽曲のハードな部分なら、他のメンバーはソフトになると思います。
手越君はハードと言っても裏方って訳でなく、華やかさもあり、自分に視線が集まる歌割りやカメラは、きっちり推してくる。
なので、それを上回る個性を叩き出さないと霞んでしまうし、バランスも悪い。手越君がフェイクや抑揚などの裏方に徹する時は、抜けてもペースを崩さず曲を維持しなければ楽曲にならない。
曲のベースに長けてるのは、シゲ。持ち前の低音。手越君がクリアな高音で、シゲが擦れの入る低音と対照的で相性が良くて。歌と仕事上の自信と個性、NEWSの立ち位置はリンクするって実感する。NEWSの舵取りをやってるって言葉は、そっくり楽曲中の立ち位置となって出てくる。楽曲を任せられるのはシゲって事に。また、あやめにあるような表現や独創性、明暗のコントラストの使い方が上手くて、顔立ちも鬼イケメンで、歌割りのキレもいい。緊張するとリズムが棒になったり、茶化すと照れる笑顔が可愛い。
緊張しいをカバーできるのは、増田さんで。MCで滑りに行こうと、移動のあるWeeeek♪だろうと、どんな状況でも歌い出しはリズムもペースもキープ。頭を任せられるのは増田さん
声質も優しい丸みのあるクリーントーンで、手越君とのデュオではクリア同士ぶつからず音域もバランスが良く安定感がある。
以前は上手く見せよう、素敵なアイドルでいないとって、気持ちが前面で、曲全体からみた歌のバランスや自分のイメージにない楽曲では溶け込めないなんて事も。環境に沿わなくなった殻を脱いで、LiveNeverlandを経て、自由に表現し出した増田さんがいて。かっこいい。やっぱり心のままがいい。
実は人物像の読みを外していて。
隠れている中身はもっと男性的だと思っていたんです。ところが最近の様子を見ていると、色艶めいていて、どうやら中性に近い女性の雰囲気があるようで、断捨離して整理整頓したり、メンバーに服を選んでみたり、お母さんか彼女かってぐらいの世話の焼きようで。女子力負けちゃうな〜と思う今日この頃。
表現の増田さん。雑誌でもファッションの相乗効果でダントツのイケメンで、楽曲中でも自身をあでやかに魅せてくるのかなと思ってた。ところが、先日のMステは、ステージを彩るように踊り、大サビでセンターを引き立てて、自身は影になっていた。曲全体をみたメリハリの装飾。とにかく凄い!の一言。元々謙虚な方で、出ず入らずの華やかさの力加減がとても美しく素敵だった。
どんどんバリエーションが増えて、しなやかな流線をいかした表現に拍車がかかるのを楽しみにしています。スタンドマイクプレイは手越君とは違うエロチズムになりそうで楽しみです。
あ、ところで、増田さんが黒髪になったのは、息をのむような黒髪〜♪で抜かれるからですか?だったら嬉しいなって思ったから。テゴマスのうま、ネバーバンド。。増田さんって感じで。Mステでは黒髪が楽曲の彩りでも凄く良かったし、どこに1番意識して自身のイメージを変えて来られたのか知りたい。いずれ話して頂けるのを楽しみにしています。答え合わせしてみたいです。
代わって男性的と言えば、小山さん。ペースを合わせてくれて話しやすく人当たりは優しい。相手の気持ちになって泣いたり怒ったり、情動的で、男性同士の共感信頼関係はメンバーでも外でも強い。プライドは高く、自身の条件を厳しく追い込み、やり抜く強さがあり、NEWSのディフェンダー的存在で。裏返しにハードボイルドな面や人間観察が厳しい所もあるって思った。
EMMA♪ではエロさ炸裂で、前に出ない個性が全体的に品良くまとまっていてとても良かった。MVの壁を伝う指は強烈すぎて死ぬかと思った。
出過ぎないと言う点では、NEWSであっても、今回の亀梨くん桜井くんとの表紙でも、バランス良く、アイドルとしての写り込みはほんと素敵で。ジャニーさんの配置がはじめKAT-TUNを指名していた経緯も、納得で。ジャニーさんってほんと凄い人。
対人面での心くばりとトークのできる小山さん。最近はNEWSの曲の前後に台詞を入れてきたり、面白い。Mステでは、対決相手の後輩を立てて、フェイスタトゥにSexyZoneを入れるなど細やかな心遣いが生きている。
1番大切な物が3人のメンバーと位置づける小山さんの配慮と4人で行く覚悟に、私は信頼を寄せている。
小山さんの声質は増田さんに似ている所があって、一部の音域は聞き違える事がある。独特の甘い🍬音が残る声質でスノードロップ♪は小山さんの声質と合っていて凄く好き。CDのにゃん太も大サビで気持ちが伝わってきて素敵だった。音を外す怖さが前面に出てしまうと、逆に崩れてしまう不安定さは今も拭えない。曲に身を任せて気持ち良く歌って欲しいです。その方が小山さんらしさがもっと出てくるんじゃないかなって。私は歌い方とかよく分からないし上手い訳でもないから、Liveに行っても一緒に歌うぐらいしか出来ないのですが。小山さんが一生懸命挑戦している姿が好きで。仕事も自分を抑えて徹底していて、メンバーにはキャスター業の件はほとんど持ち込まず、結婚されても家庭に持ち込まなそうで、ほんと男性的ですよね。
NEWSを取り巻く環境は暫く不安定と思われます。ジャニーさん不在による世代交代で、事務所自体、今までのやり方ではタレントを起用出来なくなっていて、代わる方法でやって行く背景があって。ジャニーさんとの一対一の信頼関係が契約であったタレントに、一般の企業の様に誓約書なんて書かせるようになったらどうだろう。今また分断と噂される事務所の動きも。売込みにスキルのあるiマネをはじめとする経験者達も、ジャニーさんの将来性の先見や看板があったからこそで、それに代わるものはあるのだろうか。どちらであっても荊には変わらない。
NEWSはまとまっていて欲しい。元々グループでの起用が少ない背景から、ソロの活動域が出来上がっていて。ここ一年でようやくお互いの信頼関係も確立して、残されたものの劣等感からの脱却、自力で今の地位を手に入れてガチンコグループに成長していて。根がみんな真面目なので、お気楽な曲やイメージが映えないので、一般受けしにくいけど、音楽は難度の高いもので、楽曲には魂があって、誠実さとイケメンに自信を持って、自分達らしい仕事を見つけては、やり切って、これからも自分達で自分達を売っていく。それしかないと思います。後輩達の為にも、今までのやり方は通用しない事、後に続く道になるように、頑張って欲しいです。
なんて堅い話で。あくまでも、私の見解ですが。NEWS。頑張れ。なのです。
増田さん。。間に合ってほんとに良かったです。(何処かに書いたかな)
手越君へ。色々感謝している事が沢山あって、変わり者の戯言ですが、ほんとにありがとう。手越君も頑張って下さいね。大好きだよ。
最近のNEWS、手越君を見て思うこと。
最近のNEWS、手越君を見て思うこと。
録画HDD容量不足で、NEWSプレミアムショーが見れなかった件はさておき。←痛い
いのちのうた。とてもいい番組だった。シゲど緊張で、MC大役お疲れ様でした。番組を通して一貫して、戦争から何を感じるか、誰に伝えるか、見届けるか、とても良く構成されていて。シゲの誠実な人柄が買われて次に繋がって行くものだったし、何より作家としてのシゲ自身もよい経験をされていて、素敵だなって思った。
最近のNEWSは、NEWSの個性が出ていてとても良くて。
小山さんのMCってほんと凄いんだって思ったし。増田さんは自分らしくのびのび気持ち良さそうでかっこいいし。シゲは多才が開花して、謙虚でいながら遠慮なくシゲの世界観を押し広げて行って、ほんと素敵だし。
ほんの1年前はモチベーションのバランスがちぐはぐで。NEWS仲がいいは、お互いの事わかり合えてないのに、どこが?って思うほど。分かり合えてないからグループNEWSの在り方も認識不足となっていて、ほんと大問題だったから。
今はそれぞれの得意を持ち寄って補ったり自分の視線でいい所を認めあったりして、みんなが自信持って俺たちはNEWSなんだよって言っていて、ほんと素敵だな良かったなって。( ; ; )良かったね。良かったねって思う。
手越君は、なんだかいっきに精神年令が上がってしまったなって。おっさんの表現は悪かったけど。。
自分にない感覚だったから。対人のやりとりから生まれる気持ちを意識していなかったからこそ、できていた事や傷付く事があって。でもここ一年でメンバーやファンの在り方に触れて、捉え方が変わってきて、その為にまた傷付いたりして。。その度に受け容れて乗り越えようとして。。ほんと負けず嫌いで。。
最近ではアドラーを引用して、人生の悩みは対人関係が原因、なんて言っていて。今の手越君が何処に重要を置いてるかって事かなって。ずっと純真無垢って訳には行かないから、それに一度壊れてしまったものは、新しい型でしかないから。
あの頃にはあの頃にしかなかった美しさがあった。今は今の良さがあって、現在進行形でいるから。
誰も寄せ付けず1人だけ突き抜けていた手越君が好きと思うかもしれない。でもNEWSを成立させる為に精一杯の手越君は理解されず、苦しかった。それを補う為にもっと強気に出るを繰り返してたから。もっといい形でガス抜きが出来れば良かったなって。でも、もう過ぎた事だから。。
今の手越君からは、周囲に人を感じるようになったなって。気持ちを許してる部分があるから。自分らしさをみせてる。架空の人でなくなったねって。もう流れ星みたいにそのまま消えたりしないって思った。
手越君の意志は4人の意志となって、NEWSとしてあり続けて、大きな夢へと続いて行くのかなって。LiveNeverlandを通して手越君に入ったスイッチは、ちゃんと言葉(日刊)や行動(8/18少年プレミアム)になって出ていたから。頑張れNEWS。
とはいえ手越君は今はどうやら大きくは動けない時なのかなって。それでも不思議とこの人はやってくれるって思ってて。どんなチャンスも必ずプラスに引き込んで来るって、だから何も心配はなくて。ただ、手越君が辛い時や迷う時があっても、変わらずに居たいなって思う。
はじめから、見えていた訳ではなくて。手越君を見知ってから書き起こして思う事を繰り返し整理していただけなんだ。。
はじめは手越君にどストライクって自分にびっくりしてただけだったのに。
今は、手越君は私にとっては不動の人で。まあ自分がフワフワしてるんだけど。何処にもいかないものって有るんだなって。安心出来るものがあるって、ほんと不思議な感じだけど心強い。勇気になると言うか。逆に逃げてもいいって思えたり。だから負けたくなかったり。
当初からだけど、今だに距離感が分からないの難。メンバーも自分の周囲の人も、みんな素敵だなって思う事はあるけど、手越君に代わる人はいないのです。ナンバーワンじゃなくてオンリーワン。沢山のファンの一部分ではあるけど、私にはたった1人ってことで。代わる表現が無くて重いなぁ。やれやれ結局Rockな生き方しか出来ないらしい。
ファンにもそれぞれに大切な手越君がいて、NEWSがあって、素敵だなって思ってる。でも、言葉は同じ好きなんだけど、どうしても捉え方が違って、共感されにくいから、相変わらずのちょっとした異端児です。
手越君が、自分に出来る事が誰かの為になるって、笑顔にできるって、ファンであったり後輩であったり、そう考えてることが素敵だなって嬉しく思ってる。それに仲間が共に繋いでくれるから。他にない、NEWSはNEWSだね。
さて、少年プレミアム再放送、今日は最後まで録画出来たかな?アコースティックLive楽しみで。結構な感じでジャニーズアイドル正統派硬派だったV6先輩といつかコラボできたらかっこいいなぁって思った。
いつもそこに在る手越君に、信頼と感謝があります。笑顔でがんばって下さいね。
NEWSの音楽性を考える。チャンカパーナ〜UR not aloneへ
拝啓。
手越君へ。
音楽性と言えるのは、4人になってから。それまでの歌は、アイドルNEWSの添え物だったのかなって。それでも、歌のないアイドルはいなくて。大衆化や興行上大切なもので。最近はシャッフルで他も見る機会もあって、グループに1人は軸になる人がいるんだって思ってる。
嵐は大野くん。キスマイは北山くん。関ジャニはすばるくん。V6坂本さん。Kink剛くん。
2人が抜けた時、手越君には道が他にもあったんだろうなって。3番目の選択肢も。でも興味があった事とは1番遠いと思われる道を選んだ。歌でもロックでもない、アイドル続行。
その時決心した道を今も進む。誰も置いて行かない。これ以上悲しませない。傷付けたくない。手越君に委ねられる部分も多かった道。それぞれの立場を尊重してかつ自分自身を織り込みながら。
4人のNEWSとファンを支えていたのが手越君だったから、そこに音楽性が生まれてきた。チャンカパーナ/フルスイング。アイドル4人のスタートに、楽曲に徹底的こだわった発表となった。
手越君にはRockがある。
私にはそう感じた。心にぶつけて来るものがあったから。アイドルなのに。ジャニーズなのに。万人受けの音楽を自分のアイドルのキャラクターとして歌っているだけじゃない。どこか懐かしい知ってる感覚だった。
2000年以降、Rockとよばれる音楽がつまらなくなった。きっと私の方が結婚したり出産したり環境が変わった所為かもって思ってた。NHKの子供番組やアニソン聴いたりしていて遠ざかっていたし。
Mステに手越君がいたあの日、大袈裟であるが、私には衝撃の出会いで。はじめは何に衝撃を受けてるのかすら分からなくて。
心を突き動かすもの。つまりRockだったのかなって。
その事に気付いた時、Rockが好きだった感覚を思い出して泣いた。心の自由を何処かに置いてきちゃってたなって。
初めに感じたのが、言われた訳でもないのに、答えがあって、それが、”Liveに行かないと”だった。
最近読んだ、ロック史なるものも、最後が90年のアーチストで終わっていた。70年80年と多様化しても90年に入りガンズとメタリカまで。シェリルクロウの名前で終わった。レッドチリペッパーもグリーンデイもいない。新しい音楽のカテゴリーにはならないって事なんだって思う。確かに、シェリルクロウは聴いてたし、私の感覚でも、Rockはそこで止まってた。
Rockは社会背景の影響を直接受けて風刺する。社会不安や行き詰まり、逆に純粋であったり、信念であったり。レーベルがなければやっていけないし、興行が成功する必要もあって。受け入れられる音楽がリンクしてくる。
Rockは魂の声だから。クラシックやジャズよりもっと自由に音楽で自己表現できて、表面の見せかけでなく内側の叫びが音や歌になって、そこに音楽性が生まれてくる。
2000年以降、デジタル技術が進化して、加工が本来の個性を彩るならよし、音の偽りも可能になって、音程もリズムの修正も音の加工も幾らでも出来るようになった。
その為、癖=個性を伝えていた音のムラやピッキングのタイミング、粒の荒さもコンプレッサーにかけられ、加工されて綺麗な音のCDとなって、人肌みたいなものは伝わりにくくなった。逆にLiveではレコーディング時と違う人がそのパートを弾く事があったり、技術的に音数を抜いたり、演奏可能なVer.になる事もあるけど、その時のノリや本来のアーチストの持ち味を堪能できて、だからLiveの方が楽しい。
ジャニスジョップリンやジミヘンなんか、レコーディングなんだかLiveなんだか、音の質はあまり違わない。
本質を知らず、音は見せかけが混在する中で、本来の音の感覚を肌で触れる事のない若者がロックをパフォーマンスと捉えても仕方ないのかもしれないと思った。
ワンオク。私的にLive映像を見て、ショックだった。前座を置いたり、タトゥを入れたり、演奏にパフォーマンスがあったり、いいんだけど、そもそもBand編成である以上音楽性はどうなってるのかってとこが。ギター贔屓ですので、Toruくんにはギターがリズム隊である事を楽しんで欲しいなと思っています。
Baby Metal 斬新で面白い。センターが和製文化の象徴のアイドルで、彼女達がロックsoundをバックに歌いパフォーマンスをする。バックバンドの演奏は選りすぐりのミュージシャンだし(神バンド言うらしい)、センターの子は歌も歌える。でも、それってRockなのか?アイドルなのか?なのです。
NEWS。ほんと楽しみなグループで。
見つけた頃はまだ音楽性なんて言えるものは見えなくて、知名度も足場も方向性もはっきりしてなくて、衣装が奇抜なアイドルだった。そもそもNEWSが4人な事も手越祐也も知らなかった。
でも手越君の音に乗ってる様が際立っていて。
すぐにCD買いに行った。呼ばれるものがある。必ずLiveは楽しいと確信があったから。
私はギターが好きで。でも、手越君にヒットした。
ギターの面白いところは、リズム隊の基質と楽曲の演出を担ってるところで。
手越君はVo.でありながら、コーラスやポイントの歌唱で楽曲演出もしていて、歌でドライブ(疾走感)を入れたりインテンポを理解していてリズムも付けている。
歌割での自己表現に、更に歌で楽曲構成に手を加えられているところが、NEWSの音楽性の一つなのです。手越君の感性だから出来る。個性的で大切にしたいところだと思っています。
24hTVを経て、手越君以外のメンバーにも変化が見られてきた。音楽は作るもの。シングル、アルバム発表、音楽番組、Liveと、一貫性のある自己表現するものに変わってきた。
先日の少年プレミアムの堂本光一くんとのコラボも絶品だった。
4人それぞれが、自分と向き合い新しい答えを見つけては、表現されていく。決して強い個性でないからこそ、引き立てるセンスがコラボで光る。NEWSのカラーは白。どんな色でも演出されていくと可能性に心が踊る。
RockのLiveはgrooveに乗ることで、一体感が楽しめる。だから相性があるとも言えるけど。
NEWSの音楽には、Rockがある。手越君のリードからの一体感に、彼らの未だ夢半ばのサクセスストーリー、ほんとに苦しい時に心を打つ歌唱。オリジナルの生きた音楽。
Greeeen提供曲のUR not aloneは、LiveNeverlandを通してNEWSとファンのコーラスで構成された楽曲となって今を生きている。
NEWSはバンド編成ではない。それでも。。私はRockだと認識する。
Rockは打ち込みのsoundでも出来るんだと、昨今切に思う。NEWSのクルー(sound製作からLivePAを含めて)も楽曲提供者も、NEWSの可能性を信じて、そこに熱いRockを感じる。やってる事はRockBandと変わらないのです。
歪み、ラウド、ヘッドバッキング。すべて初めてやった人の自己表現のパフォーマンスから生まれたもので、イコールRockではない。rockerがやってきたスタイルの真似事にすぎない。辞書で引くと、動詞でRock 揺さぶる なのです。8ビートか16、12といったリズムに乗せて。心体揺さ振られるsound。NEWSをRockArtistだと言ったら、世間の常識とぶつかってしまいますけど。本質からぶれなければ、成立すると私は思っています。でも、アイドルですし、歪んでもいないので、カテゴリー外の新しいジャンルにしておきます。
今のNEWSは、4人それぞれが共通のリズムと自身の個性のある音を認識してまとまっていて、Bandでも打ち込みsoundでも、誰とコラボしても、新しい音楽を作る事が可能だと思っています。いずれカバーアルバムやfeat.NEWSなんてのも、面白いかもしれない。
ちょっと先走りすぎかな。
見かけ倒しばかりだと思って諦めていた時期があって恥ずかしい。フェイクの多い世の中に信じられるものがあって嬉しく思う。
手越君には本質をとらえる能力があって。だからこれからも信じて行ける。
NEWS。頑張って。
手越君。辛い時期があっても、音楽だけは貫いてくれた。私も諦める事を知らない頑固者で、譲らず勝手な事ばかりでごめんなさい。
信じられるものを、信頼を、ありがとう。
これからもNEWSを、RockArtistとしての手越祐也を末長く応援させて下さい。
愛を込めて。